PRMS工法(透水性レジンモルタル充填工法)
概要
排水性舗装の表面骨材の間隙に、透水性樹脂モルタル混合物を充填する事により、排水性舗装路面の強化と排水機能の維持、延命を図る目的で開発された。
特徴
●路面強化
高性能エポキシ樹脂をバインダーに使用し、排水機能 を維持したままで骨材の飛散抑制に効果を発揮します。
●低騒音性・すべり抵抗性の向上
透水性を維持したままで路面の平坦性が向上する ため低騒音性が実現し、細かな骨材が敷設される ことにより、すべり抵抗性を増します。
●カラー化
カラー骨材の使用でカラー舗装が可能です。
●低硬温時の施工性にすぐれます
低温硬化性に優れる特殊エポキシ樹脂を使用してい るため、従来のエポキシ樹脂では施工不能とされた 温度領域(0℃程度)でも施工が可能です。
適用場所
・路面骨材の飛散が懸念される交差点、料金所等
・低騒音性の維持、タイヤ加振音の低減が必要な道路
・大型車両の通過台数が多い場所
・排水性舗装の轍掘れ補修、ホットホールの補修
実験結果
現場透水試験結果
タイヤ近接音測定結果
室内摩擦実験結果
(北大大学院環境構造材料工学講座共同実験)
※2001年日本道路会議報告論文より抜粋
施工実績
工事名/一般国道227号函館市港町舗装修繕外一連工事
施工場所/函館市港町
北海道初のPRMS工法採用のバスレーン施工事例
工事名/恵岱別川河川環境整備事業
発注者/北竜町、北海道建設部
PRMS専用機械の「PRMSペーバ」です
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